こんにちは。
先日、相見積もりになったタイル工事店がありまして、当社とは比べらものにならないほど、安い値段が出ていたのです。そのタイル工事業者がなぜ激安に出来たのでしょうか。
今回は激安に出来る裏側を考えてみました。
1、職人を安すぎる日当で施工させる。
2、副資材のグレードを落とし、近い将来発生するだろう不具合は考えない。つまり、剥がれや落下を想定しない。副資材は非常に重要ですがタイルほど重要視されていないのが現状です。
3、自転車操業!?
こう書くとどう考えても危険な感じがします。施工管理する人の能力や職人のレベルは同じと思っている方も多いと思いますが、まったく違います。また、繰り返しになりますが副資材(接着剤やモルタル)も品質により価格が全然違います。
例えば接着剤でも1㎡あたり1万円のものから1000円くらいのものまであります。本来1万円の物を使わなくてはならないものを千円のもので施工したら確かに安くなります。もちろん適正な用途で使用していないので近い将来さえも危険です。
社会は値段や単価で大きく動くものですが、激安や格安と言う言葉に踊らされるのも、将来の不具合(剥がれや落下)を考えたら考えものです。
当社はあまり安い工事を請けないようにしています。なぜなら上記のようにタイル工事は危険をおかせば安く出来るものだからです。タイル工事にかかわらず建築関係はそう言う傾向がありそうです。
数社から見積りをとってみて、激安すぎる工事店があればやはり何かありそうです。今回は
「こんなタイル工事業者は危険!」でした。
それではまた。
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