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エコカラットにエアコンの取り付け

執筆者の写真: honupose staffhonupose staff

こんちは。


今回はエコカラットにエアコンの取り付けはいいのか悪いのか考えてみたいとおもいます。


まずエコカラットにビスなどを止めると割れる可能性があることと将来的に考えてエアコンの取り替えやエアコンのトラブルへの対処を想定しておく必要があります。



エアコンの買い換え時期を10年前後とするとエアコンを固定する据付板と言うものの交換も行われます。そこで新しいビスを打ち直したりするなどエコカラットが割れるリスクが大きく、その頃にはエコカラットが廃盤になっている可能性もあります。



新築時にエコカラットの上にエアコンを取り付けた頃は不便をあまり感じませんが、エアコンの交換時は案外苦労します。これはタイルでも共通です。エアコンの下地には壁紙(クロス)が貼られている状態が理想的で間柱の位置もわかりやすいからです。 エコカラットを痛めませんし、ビス打ちやすいからです。


新築の注文住宅の設計段階ならエアコン用のふかし壁などを作ると言う手も考えられます。


エコカラットの修理問い合わせの傾向や関連ブログデータから、多くの人がエコカラットの修理や補修をやろうとしていることがうかがえます。



LIXILもエアコンの下地の部分にはエコカラットを貼らないことを理想にしつつも施工マニュアルでは貼れるようになっています。つまり、現在はダブルスタンダード的な解釈が出来るようになっています。(以下、引用図、LIXIL HPより。ただし23年2月の施工マニュアルではエコカラットの上に貼れるようになっています)


エコカラットの上にエアコン

エコカラットの上にエアコンを設置したいと言うお客様には、リクシルマニュアルではある条件下では取付は可能としていますが、上記に述べた理由から当社ではおすすめしておりません、というのが当社の結論になります。お客様の要望で施工することはもちろん可能です。

エコカラットとエアコンの割付図
当社の提案

それではまた。




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