こんにちは。
今回は「エコカラット施工のポイント」についてです。
ハウスメーカーや工務店からの注文の場合はほぼ図面で詳細が分かるので、下記の施工の流れのうち「下地のチェック」は、ほぼ行いません。DIYでも個人のお客様から当社への注文でも施工の流れはだいたい一緒です。
エコカラットの施工の流れは大まかに、
1、下地のチェック
2、養生
3、割付(※1より前のことも)
4、基準線出し(墨だし)
5、カット
6、接着剤塗布
7、張り付け
8、コーキング(ない場合も多い)
9、清掃
です。
このうち、最初に完成イメージを具体化出来るのは割付ですが、割付図を先行してCADで作成するエコカラット施工業者は少ないと思われます。手書きで簡単に割付けをする施工業者はあると思います。事前に割付を済ませておくと数量の確認やイメージがよく分かります。
数量はロスを考えておきます。カットが多いとロス率は大きくなります。
エコカラットのストーングレースで簡単な割付をしてみましたので違いをみてみましょう。馬貼りとストレート貼りで、だいぶ印象が違うと思います。
細かいカットが入る場合はこの割付図が役に立ちます。当社の場合、大判のエコカラットで横に細いカット物がある場合は下側に入れます。
これは例なので実際には上下左右でこんなにきれいに割付け出来ることは少ないです。
次にカットの良し悪しは施工品質を大きく左右します。特にL字、コの字、斜めカット、穴あけがそうです。
エコカラットの施工において「割付とカット」がほぼ施工の良し悪しを決めると言っても過言ではありません。
割付とカットが出来そうならDIYでも大丈夫だと思います。
それではまた。
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