当社は新築やリフォームで新しいタイルや大理石を施工することが多いですが補修工事も多く手掛けます。
タイルの補修は既存タイルを除去し、下地の調整を行って新しいタイルを張るのが工事の基本です。タイルが浮いてきたり、剥がれたタイルを放置していると広範囲で剥がれてくるので注意が必要です。
大理石やみかげ石は、同じ石種があっても積層や採れる時期によって色が大きく変わります。そこで写真のような特殊部分補修工事を行うことがあります。補修工事の流れとしては、大理石やみかげ石の表面清掃→周辺の養生→特殊補修→磨き(必要な場合)です。
磨きは、磨く番手(磨く粗さの水準)を大きいものから細かいものへ変えていきます。だんだん大理石の輝きがよみがえってきます。この磨き工程は磨きの必要な塗装でも同じですね。面積が大きい場合は写真よりも大きな道具を使って磨きます。
さて、補修と言うわけではありませんが、床に使う大理石やみかげ石(磨きタイプ)は特に表面摩耗が大きいので輝きが失われたら磨き直すお客様もいます。
タイルは表面補修がほとんどできませんが、大理石より硬い建材のため普通に使う分には欠けたり割れたりすることが少ないと思います。ただ、玄関の階段部分やマンションのエントランス部分は、人や台車の出入りや強い衝撃等の影響で欠けているところはよく見ます。
補修工事は新設工事より実は難しいと感じる場合も多くあります。それではまた。
下記の写真は終盤の磨き作業です。
ホヌパス株式会社 スタッフブログ
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