こんにちは。
図面拾いは案外大変ですよね。サブコンが元請けに出す最初の概算見積りは大きい物件なら元請けが出している積算数量をもとに見積りすることが多いと思います。
ただ、正式見積は自社で拾うしかないことがほとんどです。当社が扱う規模の物件はそれほど大きくないのであまり苦になりませんが、見積りの依頼が多かったりすると仕事が進まないので外注に出してしまうことがあります。会社が大きければ積算(拾い出し)をしてくれる人が専属でいる場合があります。
当社のような小規模な会社には専属の人はいません。三角スケールで地道に拾い出すのは目も肩も疲れます。たぶん、若い人でも疲れるものは疲れる!ですね。
サブコンなら当社のようなタイル工事店の他、様々な建設業種があるので図面の拾い方も様々でしょう。今は専用ソフトもあるようですが、なにせ値段が高い!
会社で専用ソフトを買ってくれる工事店は案外、少ないと思います。買ったとしても使い方が分からないとか。そんな場合は目と肩を酷使して三角スケールと電卓でコツコツやるしかないですね。
でも、もう少しなんとかならないものかと調べていたらPDFから拾い出しができることがわかりました。ソフトの値段は安いとは言え、お試し期間で使い方を確認してみると、とても便利でした。すぐに購入しました。月額で500円程度です。図面拾いが月額500円でかなり楽になります。その他、PDFへの書き込みなど編集も可能です。
タイルや大理石は施工する「面積」が分かればいいので、PDFに付属している面積測定機能が使えます。タブレットが便利です。私はiPadを使っています。
PDF化された図面をタブレット用のペンで施工する範囲を囲んでやるだけで面積が出てしまいます。(繰り返しになりますが、PDFソフトに測定機能がついているものでないと出来ません。) 面積測定機能があるPDFは距離も計れます。つまり、役物数量もすぐ出せます。
これがあれば図面拾いは早くできそうです。なんせペンで囲むだけ。目も肩も疲れません。専用ソフトよりもPDFソフトは断然安い!
さすがに会社だって買ってくれそうな値段です。
これからはもっとタブレットやiPadが活躍しそうです。図面の拾い出しで三角スケール(三スケ)がいらなくなる日が来そうです。※写真は簡単な実験画面
タイルや大理石などの色々な情報は、⇒ホヌパス(株)の「ホームページトップ」へ
それではまた。
追記 動画で簡単に紹介しています「図面拾いを簡単にする方法 動画紹介編」
色々な情報のある「ホームページトップ」へ
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