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日本と世界のタイルメーカー

こんにちは。今回はタイルメーカーについてです。


タイルメーカーと言うと実際に自社でタイル窯を持っていることと定義してしまうと狭い範囲になりすぎるので、ここでは自社製品の他、扱っているタイルを自社ブランドで販売している会社をタイルメーカーと呼ぶことにします。



日本のタイルメーカーを10社あげるとすると、


1、 LIXIL

2、名古屋モザイク工業

3、アドヴァン

4、サンワカンパニー

5、ニッタイ工業

6、リビエラ

7、平田タイル

8、スワンタイル

9、日本モザイク

10、ダイナワン


もちろんまたまだありますので時々入れ替えます!独断で取り上げています。


日本のタイルメーカーは大きな薄型のタイルを生産出来るところがありません。日本製の600角タイル(厚10ミリ)を常備で生産している会社はたぶんないと思います。あったら教えてください。国内ではせいぜい300角までです。※スワンタイルが600角タイルの製造設備を導入したようです。(2024年3月)


※LIXILが2024年4月に自社ベトナム工場で生産した600角タイルを発売すると言うニュースが入ってきたので書き加えておきます。



話を戻すと日本のタイルメーカーはダイナミックな感じのタイルはあまり得意ではありません。例外的にルーバーのような肉厚の大判はありますが、常備的な商品ではありません。


その代わりモザイクタイルは得意です。1センチ角や45丁(50二丁)タイルなど。それから、おちつきのあるシックなタイルも得意です。


施工研究ではLIXIL、アドヴァンは海外の副資材や工法を日本に紹介する役割を担ってきたと思います。


世界のタイルメーカー10社


1、Mohawk Industries

2、Lamosa

3、Concorde

4、Imola

5、Casalgrande Padana

6、SCG ceramics

7、RAK

8、Pamesa

9、Foshan hanse industrial

10、Del Conca


アメリカ、イタリア、メキシコ、中国、タイのタイルメーカーを独断で取り上げましたもちろん、これらはごく一部です。国内のタイルメーカーからはなぜか営業が来ませんが、海外のタイルメーカーからは当社のような小さなタイル工事店にまで営業メールが多くきます。



しかし、日本のタイル使用量から言って、海外の大手タイルメーカーにとって当社と言うより日本がおまけのような営業先と言っても過言ではありません。それでも営業メールが来るからいい意味でどん欲です。


ところで、イタリアで有名なMARAZZI 社は上記にあるMohawk Industriesの傘下企業です。


日本とは規模が違うので今後もM&Aなどで名前が変わってくるかもしれません。


海外のタイルメーカーは全体的には見れば大判タイルが主流になっています。ダイナミックで華やかなタイルが得意です。落ちつきのある大判タイルもあります。これらはタイルの素地にインクジェット印刷のように釉薬をかけられるからです。例えばスレート調や大理石調など本物より本物感が出ることもあります。


最近はタイやインドなどでも盛んにタイルが作られています。



日本のタイルメーカーも海外のタイルメーカーから仕入れて自社ブランドとして発売していると考えるのが自然でしょう。上記のタイルメーカー商品は日本でも見かけます。


と言うわけで今回は「日本と世界のタイルメーカー」と言うブログでした。海外のタイルメーカーについては後日、改めて書いてみたいと思います。


世界のタイルメーカー
タイルメーカーで働く人のイメージ

様々な情報のある


参考サイト:ジェトロ https://www.jetro.go.jp/

など


ホームページ内の「おすすめタイルメーカー」ページに行く


※2024年8月更新(2024年3月初稿)

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