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タイルの修理費用 【2024年版】

こんにちは。


今回のブログは「タイルの修理費用 【2024年版】」です。


タイルの修理費用については下地状況やタイルの破損状況によって一概に言えるものではありません。しかし、ここではあえてタイルの修理費用や補修費用について触れてみたいと思います。




当社はタイル工事業者としてタイル代でなく工賃に焦点をあてて解説したいと思います。工賃に関してはタイル職人も人手不足のため、2019年以降から工賃が上がりだし、2021年以降は上昇スピードがやや早くなっています。昨今のインフレ圧力を大きく受けている状態です(注1)


さて、タイル1枚の修理や交換なら3,000円~8,000円ほどです。ただし、これはタイル職人が施工する金額ではなくDIYで修理した場合の金額で、主にタイル代や副資材代になります。


次にタイル職人が半日程度で直せる1枚~5枚程度の費用は20,000円~22,000円程度です。これは単純に職人の工賃で経費やタイル代は含みません。工賃以外でどのくらいの費用がかかるかは、下記の内容以外にも当社ブログをご覧ください(注2)


それでは1㎡の修理ならどのくらいの費用でしょうか。70,000円~110,000円程度です。具体的な作業内容としては破損したタイルの撤去作業、下地調整作業、そしてタイル張り。それから目地工事となります。これもタイルの技術料、つまり工賃のみの費用です


タイル修理も10㎡以上になってくると壁タイルの場合、タイルの大きさによりますが1枚300円~1,200円となる場合があります。これも工賃のみの費用です。


それ以外にかかる費用でお客様に理解してもらいやすいのがタイル代と副資材費、それからタイル処分費です。タイル処分は不法投棄は絶対に出来ませんので産業廃棄物となります。昨今の産業廃棄物の処理は行政も目を光らせていますので大きな費用がかかります。1㎡のタイル代の比ではありません。


それ以外の費用は経費となりますが、車両維持費、材料運搬費、機械消耗費、法定福利費などとなります。


もうひとつ大きな費用としては既存タイルと修理タイルの色合わせ等の費用です。現場に見に行く費用やタイルサンプルをお客様に見せるために取り寄せる費用です。これは、間接的に見えない費用です。例えば、ハウスメーカーのモデルハウス維持費と同じようなものです。


これらをすべて見積りしてお客様に提出すると「そんなに費用がかかるの?」と言うのがほとんどのお客様の反応です。特に個人のお客様に関して驚きの反応が大きいように思われます。


タイルの補修はタイル工事業者によって費用が大きく変わります。理由は上記で書いたような間接費用などの経費をどのように見積もるかによります。法人のみならず個人のお客様は数社から見積りをとるのがいいと思います。


注1・・参考:国交省「建築工事費デフレーター」、建設物価調査会「建築物価指数」

注2・・当社ブログ「ホヌパスライト」価格を参考にしてください。



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