タイル工事の見積り価格の出し方
- honupose staff
- 8月20日
- 読了時間: 2分
更新日:9月22日
今日は、タイル工事の見積り価格の出し方についてです。
いくつかの条件を上げて考えてみたいと思います。
1. 階数と重量物:「エレベーターがあるか、ないか」で価格が変わります
考え方:
1階の工事は、材料を車からすぐに運べるので、運び賃(運搬費)が安く済みます。
しかし、5階や10階だと、エレベーターがない場合、階段で材料を運ぶ必要があります。エレベーターがあっても移動距離が長くなるのでタイルを張れる時間が短くなります。
2. 時期:「職人さんの忙しさ」で価格が変わります
考え方:
年末年始や新年度前など、多くの人が工事を依頼する時期は、職人さんのスケジュールが非常にタイトになります。
人気のある職人さんや、その時期にしか確保できない職人さんは、価格が上がることがあります。
3. 下地の状態:「下準備の手間」で価格が変わります(タイル工事の見積りの難しいところ)
考え方:
タイルを貼る下地(床や壁)が、平らできれいな状態であれば、すぐにタイルを貼ることができます。
しかし、下地がそもそもなければタイル工事ができません。また、下地がデコボコしていたり、ひび割れていたりすると、タイルの仕上がりが悪くなります。そのため、まず下地をきれいに整える作業(下地処理)が必要になります。
下地に不安がある場合は工事の前に現場を確認し、下地がどういった状態か、正確に判断させていただきます。
4. 施工方法:「タイルの貼り方」でも価格が変わります(タイル工事の見積りの難しいところ)
考え方:
一般的な貼り方(平らな場所に真っ直ぐに貼る)は、シンプルで時間がかかりません。
しかし、模様を作ったり、細かいカットが必要なタイルは、職人の高度な技術と手間が必要です。
タイルの貼り方には、通常の『圧着張り』という工法以外にも「接着剤張り」などがあります。また、目地の種類でもかわります。
また、見え方では
模様を作る『馬目地』や斜めに貼る『千鳥張り』など、様々な方法があります。複雑なデザインや、タイルを細かくカットする必要がある場合は、その分、職人の手間が増えるため、費用が上がります。
お客様には価格の内訳をより深く理解し、納得して工事を依頼してほしいとおもいのす。



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