こんにちは。
今回はキッチンタイルのリフォーム費用についてです。
ここではキッチンタイルのリフォームのみの費用についての解説になります。
キッチンタイルのリフォームは下地の状態から考えると2パターンに分けられます。一つはすでに 古いタイルが貼ってあったり、古いキッチンパネルが貼られている下地の場合です。
もうひとつはすでに下地があり、タイルがもう貼れる状態になっている場合(新築の下地のような感じ)です。
既に古いタイルが貼ってある場合は、タイルを除去しなければなりませんが、この作業でタイルの下地が痛むことが考えられます。キッチン前のタイル下地はほとんどの場合、石膏ボードになりますので、それを考慮しなければなりません。 また、タイルオンタイルも考えられますが下地の強度が問題になります。
石膏ボードを取り替えるタイルリフォームの場合とすでにタイルが貼ることができる下地では費用が大きく異なります。
キッチンタイルのリフォームの場合は、キッチンのリフォームにあわせてタイルもリフォームする場合が多いと思われます。タイルだけをリフォームしたいという場合は、逆に下地からタイルの仕上がりまでをタイル リフォームとして考えた方がいいと思います。
キッチン前のタイルはせいぜい2~4㎡程度なので、1日あたりのタイル職人の工賃とタイル代、副資材、そして経費の合計になるので、1㎡あたりいくらかという感覚にこだわっているとかなり割高に感じられると思います。DIYでやる場合は材料代と道具代だけです。
また、タイルを貼った当日にタイルの目地をするのは適切ではありません。
それから取り合いのシーリング(コーキング)をどうするかという問題もありますので、タイルの㎡は少量でも念入りな相談が必要です。
時々揉めるのは、この取り合いのコーキングをどうするかや短い時間に施工をした場合は目地などがすぐに取れたり割れたりてしまうことがあるためです。
先程少し触れましたが、本来、目地はタイルを張った翌日というのが基本的な考え方です。接着剤が固まらないうちに目地を詰めてしまうと割れやすいというのは半ば常識です。それから防汚目地を使うことも一般的です。
だから、例えば1㎡や2㎡であっても翌日の目地工事まで考えればかなりの金額になることは想像出来ると思います。
キッチン前のタイル というのは高級なものから比較的廉価なものまでありますが、総合的に考えると廉価タイプのキッチンタイルを選んだとしても工事費用は10万円~が相場です。もちろん、タイルを除去したり下地の交換ともなれば結構な金額になります。DIYの場合はタイル代、副資材、道具代だけなので費用が抑えられます。
他の部材との取り合いもシーリングがいいので、それをタイル工事費の中に含めるか、 そうでないかでも費用が変わってきます。したがって細かいことのようですが、しっかり打ち合わせしないと様々なトラブルが発生してきます。
それではまた。
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