こんにちは。
タイル屋とタイル職人と言うのは少しニュアンス的に違うように感じましたので今日はこの話題です。
タイル職人(タイル工)はタイルを張る技術者で、タイル屋(タイル工事店)は見積りからタイル職人までを総合的に段取りし施工管理する会社(または個人事業主)です。
タイル職人がタイル屋になることも多いのでタイル屋=タイル職人というイメージがありますが、実態としてはタイル屋の方が仕事の幅が広いことになります。タイル屋は見積りしたり、タイルを手配したりしますが、タイル職人が見積りしたり現場調査したりすることは稀です。ただ、タイル職人が自分の職業を誰かに話す時は「タイル屋」と言った方が分かりやすいので、そういう場合もあります。
タイル屋にはさらに大きい工事(野丁場)を専門とする工事屋と比較的小さめな工事(町場)を得意とする工事屋があります。町場のタイル屋は自分もタイル職人というパターンが多いですが、逆に言うとあまり大きな現場や複数現場は請けられないという感じです。
当社は町場寄りのタイル屋ですが複数現場を同時にこなすこともあります。業界的にタイル職人の減少と施工管理者不足もありますので、全部のニーズに応えられない。とりわけお客様が期待する価格ニーズは職人の賃金アップやタイル・副資材の高騰を背景にとても応えられなくなってきています。
今日はタイル屋とタイル職人の違いと現状について個人的な感覚でお話ししました。
それではまた。
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