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大理石と人工大理石の修理の違い

こんにちは。


このブログは、お問い合わせいただいた質問や実際の現場の中からお客様が私どもの説明を理解しやすくなったり、お客様の利益となることを中心に書いております。今回は「大理石と人工大理石の修理の違い」です。


大理石は天然の石ですが、例えば欠けの修理には石材用パテ(樹脂)と調色用顔料を使います。調色はとにかく根気が必要なので職人技です。それから磨きに入る場合があります。いかにぼかすかが勝負です。


一方、人工大理石は、そもそも石ではなくアクリルやポリエルテル系の樹脂です。なぜ大理石とつけたのか不明ですが、ネーミングは大事ですよね。高級感もあるし、実際、技術の進歩で模様のあるものもあります。確かに大理石に見えるものもあるので「石」になったと推察します。こちらは当社の修理対象外です。一般的には人工大理石の修理はパテと塗装です。そもそも樹脂なので部分的に磨けないし、模様がある人工大理石の模様出しはほぼ出来ないので、部分修理を請け負う業者が少ないのだと思います。しっかり補修しようと思ったら単色で模様なし、全体塗装後は磨きと言う板金塗装的な工程になると思います。


それではまた。



大理石





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